伊藤達也がメディアに登場しました!

関西学院大学院 教授に就任しました

2010年9月、秋学期より、関西学院大学専門職大学院経営戦略科の教授となりました。

『関学ジャーナル』インタビュー記事

【関学ジャーナル】
経営戦略研究科教授 伊藤達也さん

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この秋、経営戦略研究科教授に就任した。元衆議院議員。高校時代に母親が難病にかかり3年半の闘病生活の末に亡くなった。その体験から社会保障の必要性を痛感、よりよい社会にしたいと政治家を目指した。

大学卒業後、松下政経塾で5年間、故松下幸之助氏に師事。その間、米・サクラメント市で市長のかばん持ちをしながら行政経営の現場を見るなど実学の大切さも学んだ。松下氏の「政治が正しくないと、日本はよくならない」との強烈なメッセージがいまも原点にある。

政治家になるまでの道のりは平坦ではなかった。ベンチャーキャピタルに就職し、経営を学んだのち、選挙資金を稼ぐため、妻とともに宅配ピザ屋を営み、その仕事を通じて地域の基盤を作った。

93年、初めての選挙で東京11区から衆議院議員に当選。32歳で政治家となった。小泉政権時代には金融担当相を務め、不良債権処理や金融再生プログラムの立案に取り組んだ。福田政権下では首相補佐官として年金などの社会保障改革を推進。「どの仕事もすさまじい賛成と反対の中で調整し、結果を出すことが求められた。難しい仕事ばかりだったが、やりがいがあった」と振り返る。

今後も「日本を元気にすること」が目標。「若い学生と意見を共有するなかで、刺激も受けたい」と期待する。

1984年、慶應義塾大学法学部卒業、89年財団法人松下政経塾卒塾。49歳。大学時代は映画サークルに所属し、映画制作に取り組む。いまも休日は映画鑑賞が楽しみ。