活動報告

経済産業部会


8月7日、経済産業部会を開催しました。
自民党の部会は、党所属の国会議員であれば、だれでも参加できますが、今朝はこれまでにないほどの盛況ぶりでした。会議室後方の秘書席も議員で埋まるほどで、参院選で仲間が増えたのだということを改めて実感しました。
さて、本日の議題は平成26年度の経済産業政策の重点について。経済産業省から概要を聴取した後、活発な意見交換を行いました。意見交換の中で私からは以下のような発言をいたしました。(動画は冒頭挨拶部分)
・経済再生のため何ができるかが問われている。現状の消費税増税案では、8兆円真水の増税となる。説明を受けた経済産業省の施策で本当にアベノミクスを成功させることができるのか。
・中小企業は、原材料費のアップに直面し、それを価格転嫁することもできず苦しい局面にある。ここに消費増税が重なれば、デフレ脱却へさらに高いハードルとなる。本日説明を受けた施策だけでは全く力不足。
・税制を中立にして、ようやく立ち直りかけている経済を腰折れさせるようなことにならないよう、まずは十分配慮すべき。デフレ脱却を果たす中で、歳出構造改革にも取組みながら、財政健全化に取り組んでいくことが重要。
・来年度の経済成長率は、海外経済の悪化や消費マインドの冷え込みなどによりマイナスに転じることもありうる。実体経済を見ているこの部会がしっかり声を上げなければいけない。税制、補正、予算へあまり時間もないので、先生方のご協力をお願いしたい。