活動報告

地方大学の可能性

9月21日の産経新聞に「引退後は地方で学生満喫~日本版CCRC」という記事が掲載されましたが、まさにこうした施設を視察しました。

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UCデービス校の近くに位置する大学連携型のCCRC(継続的なケア付きリタイアメントコミュニティ)です。入居者の多くは大学へボランティアに行ったり、大学の講師が施設で出前講義をしたり、また高齢化学や医療・看護系の研究者が施設でケースワークをするなど、相互に利益があるとのことでした。この施設の最大の特徴は、エクササイズ、栄養、教育を通じた総合的なヘルスケアの提供にあるとのことです。室内外にあるプール、ジム、いろいろな健康教室、3食提供される食堂、図書室、入居者同士のコミュニティの形成支援、入居スペースは2LDKで100平米(わが家より広い。。)あり、至れり尽くせりの施設でした。

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まち・ひと・しごと創生会議でも、地方大学の活性化は論点のひとつとなっています。米国の施設運営をそのまま輸入することは難しいと思いますが、日本なりの地方大学の新しい地域との結びつきのかたちになるかもしれないと思いました。