◆ここ1,2年が日本の分かれ道 「日本21世紀ビジョン」策定◆
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4月19日、経済財政諮問会議は、日本経済の長期展望を示す「日本21世紀ビジョン」を策定しました。これから人口が減少し少子高齢化が進む中で、構造改革の先にある2030年の日本の姿はどうあるのか。各分野を代表する専門家約60人による8ヶ月間にわたる議論を経て、とりまとめられました。
人口減少が本格的に始まる前のここ1、2年の構造改革の成否によって、日本の将来が大きく左右される重要な分岐点に、今まさに立っていると指摘されています。つまり、構造改革を続ければ、日本は成長を続けながら、個人や地域が力を発揮できるチャンスの多い社会となり、新しい躍動の時代を迎える。また、政府は政府がすべきことだけを行う小さな政府が実現して、民間の力が最大限活かされるようになる。しかし、構造改革を怠れば、経済が衰退し閉ざされた元経済大国となり、成長するアメリカや中国の間で、日本は存在感の非常に乏しいものになってしまう。また、政府の非効率が拡大して財政赤字に追われ、国民生活も厳しいものになってしまう。このような2つの道の岐路に日本は立っているということです。
大変重要な時期にあると改めて認識し、さらなる構造改革を進め、望ましい将来を目指してまいりたいと思います。
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