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国会活動報告 【10月】

金融担当大臣に就任しました

第2次小泉改造内閣発足にあたり、金融担当の内閣府特命大臣を拝命いたしました。
これまでご支援いただいた皆様方のご厚情の賜と、心より感謝申し上げます。
この2年間、竹中平蔵大臣のもとで経済財政政策とともに金融担当の副大臣を務め、改革に取り組んでまいりました。この路線を引き継ぎ、金融改革をさらに加速、強化してまいりたいと思います。
金融担当大臣を拝命するにあたり、総理から3つの指示がございました。
1つ目は「金融再生プログラム」に基づき不良債権問題を正常化し、ペイオフ解禁拡大を予定通り実施していくため、金融システムの安定・強化に引き続き取り組むこと、
2つ目は、地域経済の活性化や中小企業の再生が経済構造改革の重要な課題となる中、金融面から地域金融機関の体質強化などを通じ、地域・中小企業金融の円滑化に取り組むこと、
3つ目は、国際的にも最高水準の金融機能が利用者のニーズに応じて提供されるように金融行政を進めることです。この総理の指示をふまえ、構造改革を強固に支える金融システム構築のために、全力を尽く
してまいります。
特に今、地域の活性化、中小企業の再生は極めて重要な課題です。金融と産業政策、中小企業政策がより一層緊密に連携して、しっかり課題に応えていきたいと思っております。
今後とも、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

マスコミファイル

□TV東京ワールドビジネスサテライト生出演

10月6日、TV東京「ワールドビジネスサテライト」に大臣就任後はじめてテレビ番組に生出演し、今後の金融行政のあり方や課題等についてインタビューにお答えしました。

□週刊東洋経済 2004.10.30日号

「利用者重視の視点で金融改革を推進」年内に『金融重点強化プログラム』策定」大臣としての抱負の一端を述べました。
今後の金融改革のポイントは2つ。
まず不良債権問題を正常化させ、来年4月のペイオフ解禁拡大を実施できるように、金融システムの安定強化に取り組む。
もう1つは不良債権問題が正常化された後もガバナンスを徹底させることだ。国際的にも最高水準の金融機能を利用者ニーズに応じて提供できる金融システムを作りあげたい

また、地域の経済活性化、中小企業再生にしっかり貢献できる金融機能の強化、地域金融の確立に向けた施策にも挑戦する。

□日経ビジネス 2004年10月25日号

「編集長インタビュー 伊藤達也金融担当相
利用者本位の金融へ
産業の血液としての金融への原点回帰が持論」【抜粋】中小企業政策からITやバイオに至る様々な産業政策に携わる中で、産業を活性化し競争力を高めていくためには、金融が非常に重要だと
感じたわけです。(中略) ビジネスの中身、経営者の資質や、やる気というものを見ていくことに、もう少し金融機関としての経営資源を投入して、評価能力が充実していけば、日本の中で新しい動きはもっともっと起きるような気がします。
全国キャラバン金融講座

10月23日は、第1回全国キャラバン金融講座(金融広報中央委員会主催)で、金融行政の視点からみたペイオフ解禁拡大と自己責任について話をさせていただきました。
当日は、久しぶりに晴れた土曜日の午後にもかかわらず、会場には、多くの人にお集まりいただき、熱心に話を聞いていただきました。質疑応答の時間では、会場の皆様からはたくさん手が挙がり関心の高さを改めて認識しました。


 

『国会活動報告 【10月】(pdf)』

 

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