世界最大級の観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2015」が25-27日まで東京ビッグサイトで開催されています。期間中、17万人の人出を見込む会場は、自分の足で歩けないほどの盛り上がりでした。
私は「DMOを核とする観光地域づくり」に、日本観光振興協会の見並陽一理事長、観光地域づくりPF推進機構の大社充代表理事とともに参加させていただきました。
アベノミクス第2ステージ、地方創生においても、観光は重要な柱の一つです。現在、日本の観光産業のGDPに占める割合はわずか2%。これを先進諸国の平均値である9%に持っていくことができれば、約40兆円の新たな需要が地域に生まれることになります。そのためにも、観光の経済効果を見える化し、客観的データに基づくマーケティングで観光戦略を立て、それを推進するマネジメントを実行し、人材を育成していくことがきわめて重要です。こうした機能を果たすDMO(Destination Management/Marketing Organization)といわれる観光振興の推進体制を地域の中で具体的にどのように展開していくことができるか議論しました。
地方自治体や観光に携わる民間の方々が真剣に耳を傾けてくださっていたことが大変印象に残りました。