活動報告

海上技術安全研究所１００周年

(2016/12/02)

三鷹市の海上技術安全研究所が１００周年を迎えました。

海難事故の原因の解明と防止、海の環境保全、波力などによる再生可能エネルギー技術など海洋の開発、海上輸送の技術開発など、海技研が担うさまざまな研究課題について、大谷雅実所長から説明を受けました。

また、海技研が世界に誇る「実海域再現水槽」を視察しました。水槽の全周にわたって設置された造波吸収板と風発生装置により、実際の海域におけるどのような状況も再現できる世界一の施設です。
たとえば漢字の「波」という文字も波によって水槽に浮かび上がらせることができるそうです。

船体の構造設計、検査、保守管理に生かす「寿命評価実験棟」も見学しました。

世界トップレベルの実験施設と高度な技術力、豊富な知見の集積が地元三鷹にあることを誇りに感じた一日でした。