活動報告

改革続行でこの国を建て直す

麻生新総裁が選出されました。責任ある政党としての再出発です。国民のために身命を賭して汗をかき、政治の信頼を取り戻す。そして、正直にがんばるひとが報われる「活力と誇りある社会」を築くとの決意を新たにしました。

新総裁のもとで自らの改革の思いを重ね合わせ、この国を建て直すための処方箋を示してまいりたいと思います。改革は決して後退させません。

第一に、行政を叩きなおします。税金の巨額な無駄遣いや不祥事がとまらないずさんな行政。統治機構を抜本的に替えなければ行政の信頼を取り戻すことはできません。そのためにも官邸機能を強化して総理のリーダーシップを高めます。同時に、地方分権の視点から中央省庁の再々編に踏み込み、21世紀型の行政システムを確立してまいります。

第二に、景気を建て直し、経済を活性化します。米国発の金融不安が世界に広がる中で、日本の景気も大きく後退するのではないかと懸念されています。緊急経済対策を実施するとともに、日本の一人当たりGDPを1.5倍に拡大していく中長期ビジョンを示します。日本の底力を生かす経済構造改革を加速し、成長力を強化します。

第三に、安心して暮らせる社会を築きます。2025年に140兆円を超える社会保障の費用をどう負担をしていくのか。そのためには、成長と福祉を両立させ、さらに地域や現場の創意工夫を生かした効率的、効果的な社会保障制度を確立していかなければなりません。積み重ねてきた社会保障国民会議の議論を踏まえ、制度改革を断行してまいります。

私がこれまで取り組んできた金融再生や経済財政一体改革(日本版上げ潮政策)、また社会保障担当の総理補佐官としての経験を生かして、国民の方々が感じている不安や疑問と正面から向き合い、日本を再生するために全力を尽くしてまいります。