「ローカル・アベノミクス」とは
わが国の経済構造は、世界で戦う大企業が中心の「グローバル経済圏」と地域に密着した中小企業が中心の「ローカル経済圏」の二つから成り立っています。「アベノミクス」は前者に焦点を当て、そこでの活況が後者に波及する効果を期待するものですが、生産拠点の海外移転などの影響もあり、「アベノミクス」効果の中小企業への十分な浸透にはまだまだ時間が掛かりそうです。そこで、成長戦略の第2段として、ローカル経済圏を直接のターゲットに設定し、地域経済の好循環を目指す「ローカル・アベノミクス」をスタートします。【 提言資料はこちら 】
「日本版フラウンホーファ構想」「ローカル・アベノミクス」実現への重要POINT!
「ローカル・アベノミクス」実現に向けた道のり
昨年末、安倍総理と二人で話す機会がありました。そこで「『ローカル・アベノミクス』を打ち出しましょう」と提案したところ、「伊藤さん、次(の成長戦略改訂)はそれで行きましょう。ぜひ中身をつくってください」と総理も応えてくれました。
総理の指示をふまえ、党中小企業・小規模事業政策調査会では、10 回にわたる有識者ヒアリングならびに東北、関西へ視察を重ね、5 月末「地域経済の好循環実現のための提言~『ローカル・アベノミクス』の実行に向けて」をまとめました。
即日、安倍総理に提言を申し入れました。政府はこの提言を受けとめ、6 月24日に閣議決定した成長戦略第2弾「日本再興戦略 改訂2014-未来への挑戦-」にも「ローカル・アベノミクス」が位置付けられています。
『「日本再興戦略」改訂 2014-未来への挑戦-』に提言の内容が反映されました。
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