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■2020/1/1 『新春のお慶びを申し上げます。』2020 新春号

新春のお慶びを申し上げます。

令和の新しい時代が始まりました。天皇陛下の御即位にあたり、皆様の代表として皇居宮殿での儀式に参列させていただき、令和の代の平安と天皇陛下の弥栄をお祈り申し上げることができました。
さて、昨年秋には、全国で記録的な豪雨災害をもたらした台風19号により、地元の多摩川流域でも大きな被害がありました。速やかな復旧に向け、大規模な補正予算を組み、国からも支援を行ってまいります。また昨年秋に、衆議院東日本大震災復興特別委員長に就任いたしました。大震災の被災地も台風被害に合い苦しんでいます。災害に強いまちづくりは喫緊の課題です。しっかり取り組んでまいります。
世界に目を転じれば、米中の技術摩擦を引き金に、新冷戦の構造ができつつあります。しかし、デカップリングやブロック化に向かっていくことは、米中両国のみならず、日本を含めた世界全体にとって好ましいことではありません。「米国か、中国か」ではなく、公正で互恵的なルールに基づく「信頼の架け橋」を世界に築いていけるよう、日本が国際社会をリードしていかなければならないと考えています。自民党競争政策調査会長として、巨大IT企業に対する新しいルールづくりに引き続き取り組んでまいります。
いよいよ今年は、オリンピック、パラリンピック東京大会が開催されます。ラグビーW杯でも、国内外から多くの方が地元訪れ、大きな感動や賑わいがありました。この経験を生かし、東京2020大会が地域に素晴らしいレガシーを残す機会となるよう、関係機関と連携しながらすすめてまいります。
令和の時代が、平和で、希望にあふれ、実り多くあるものとなるよう、しっかり努めてまいります。本年も引き続きご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

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