活動報告

国宝に 深大寺「白鳳仏」

本日の文化審議会で、深大寺所蔵の「銅像釈迦如来倚像(どうぞうしゃかにょらいいぞう)」が重要文化財から国宝に指定されました。

写真と文章は、文化審議会の資料より

明るい表情を浮かべた少年を思わせる面貌や、体に密着して肉付けの起伏をあらわにみせながら流麗な衣文があらわされる着衣など、いわゆる白鳳仏(はくほうぶつ)の特色をよく示し、飛鳥時代後期の名品として知られる作例である。製作は7世紀後半ないし末と推定される。
近年、飛鳥後期の美術に関し、外来影響の受容のありさまや材質技法の特色など研究が進展したことを踏まえ、この時代の代表作の一つとして国宝に指定する。