活動報告

都心一等地の公務員宿舎を視察

6日、中川秀直政調会長とともに、事務局長を務めている財政改革研究会の政府資産圧縮プロジェクトチームのメンバーで、都心一等地の公務員宿舎等を視察しました。

右上の写真は「南青山住宅」です。高級ブティックが立ち並ぶ地区で、隣接する億ションに引けを取らない概観、3LDKで、家賃は約7万5000円だそうです。また、千鳥ヶ淵を臨む眺望の素晴らしいところには週一度程度しか使われない会議施設がある一方、その横にはとても古い2階建ての公務員住宅が建っていました。あわせて4000坪以上の広い敷地です(右下写真)。もっと有効活用ができるはずです。

厳しい財政状況にある中、都心の一等地をこうした形で抱えたままで負担増の話をしても、国民の納得は到底得られません。公務員住宅として必要な部分は確保すると同時に、公務員の特権とみなされないように襟を正すことが求められています。

国有資産は、財務省の管理だけでも12万件にのぼります。民間の知恵と活力を広く求める仕組みを構築して、政府資産を圧縮し、財政再建の道筋をしっかりとつけなくてはなりません。今月中には中間報告をまとめ、政府に強く要請してまいります。