活動報告

党大会

インターンのSです。

2月10日、前日の雪から一転、晴天の下、都内ホテルにて、第86回自由民主党大会が行われました。統一地方選挙、参議院選挙を控えた平成最後の党大会、多くの党員・党友の方々が来場なさいました。

ソプラノ歌手・野々村彩乃さんの国歌独唱により、美しく透明感のある歌声が鳴り響きました。ご来賓の山口那津男公明党代表、中西宏明日本経済団体連合会会長のご挨拶をいただき、粛々と進んでいた大会の雰囲気が大きく変わったのは、スペシャルスピーチとして、谷垣禎一前総裁が登場した時でした。

谷垣前総裁は、今の楽しみとして「パラリンピック」を挙げ、「私が怪我をするまでは、私自身も障害者は皆さんおしなべて障害者だという漠然とした意識しか持っていませんでした。しかし、自分が障害を負うと、「障害というのは一人一人、抱えている課題が全部違うのだな」と感じております。」と話し、パラリンピックでのパラアスリートの方々の挑戦が、勇気を与えてくれるだろうと語りました。悲劇的な事故にも屈せず、日本の未来への希望に満ちた笑顔で語る谷垣前総裁。その笑顔には、苦しい野党時代の自民党を牽引し、今日の日本にバトンを繋げてくださった前総裁にしか出せない、清々しさもありました。大きな変動の中、新しい未来を自民党が築くのだという谷垣前総裁のエールに、会場内には力強い拍手が鳴り響き、熱気、そして一体感が生まれました。

二階幹事長による党務報告などを終え、会も終盤に近づき安倍総理によるスピーチが、行われました。党員・党友に囲まれ、時には冗談を交え、和やかな雰囲気の中、新たな時代の始まりに向けた様々な決意が語られました。

そして会は、参議院選挙と統一地方選挙が重なる12年に1度の選挙イヤーに向け、力強い必勝コールで締めくくられました。
選挙の他にも、今上陛下が退位され、新たな天皇の下、日本は時代の転換点に立ちますが、次の時代がより発展し安定したものとなるために、2019年、自由民主党が一致団結しなければならないと、強く感じさせてくれる党大会でした。