活動報告

党で議論開始:地銀やバスの統合問題

自民党競争政策調査会では、本日から、地銀や地域乗り合いバスの統合の審査のあり方について、本格的に議論を開始しました。数日前に、ある朝刊一面に政府では結論が出ているかのような記事が掲載されましたが、党で、議論を積み重ねて成案を得ていくことが我々の仕事です。政府の結論を追認していくことが仕事ではありません。安倍総理が未来投資会議で指摘されたことを受け止めて、この問題の本質は何なのかを議論しながら、結論を導き出せるように作業を詰めていきたいと考えています。

本日は、地域金融機関の経営の問題や競争政策について早稲田大学ビジネススクールの川本裕子先生に講演をお願いしました。長崎の地銀の合併のケース、人口減少下における地域のインフラを支える企業の合併審査のあり方、公正取引委員会のガバナンスや専門性を向上させながら、監督官庁との連携をどう図るか含め、出席議員と突っ込んだ議論をすることができました。