活動報告

広島、原爆投下から75年に恒久平和を誓う

今日は原爆が投下されて75年。広島では平和記念式典が行われました。

「人間の手によって作られた核兵器をなくすのに必要なのは、私たち人間の意思です。」
式典で子どもたちの代表して訴えた大森君や長倉さんの言葉が心に刺さりました。

私は20代後半、アメリカカリフォルニア州都のサクラメント市で政治の勉強をした経験があります。カバン持ちをさせていただいたアン・ルーディン市長は、世界平和市長会議の共同議長で、広島、長崎の問題、核兵器の軍縮に向けてアメリカ側から一生懸命取り組んでおられました。

そのことがきっかけとなって、27年前、衆議院議員に初当選して、最初に取り組んだ議員立法が「被爆者援護法」であります。
被爆者の方々のノーモア原爆の思いに接して、政治が果たさなければならない大きな役割を認識しました。そのことが私の政治活動の一つの原点になっています。

しかし残念ながら、核軍縮はいま停滞し、その前途は大変厳しいものがあります。今こそ政治が果たさなければならない役割、日本が発信しなければならない役割があります。そのことを十分認識して、恒久平和のための取り組みをさらに一生懸命進めてまいりたいと思います。その決意を新たにさせていただきました。