活動報告

年頭所感

明けましておめでとうございます。

新年が皆さまにとりまして、幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げます。
昨年も大変お世話になり、有難うございました。総選挙では、しっかりとした結果を出すことができませんでしたが、その後、多くの方から直接のお声がけやお手紙、メールをいただき、決意を新たに新年を迎えることができました。皆様のご厚情に応えるためにも、今年も自らの信じる考えを訴えていきます。

新しい世紀も10年目を迎えました。必ずしも期待した希望の世紀とは言えず、内外の困難な課題に直面しています。それは、日本の潜在的な力を引き出す改革が停滞し、課題を乗り越える政治力が不足しているからです。政権交代をしても日本を覆う閉塞感は払拭できません。政権公約を実現する最大の武器である予算編成も財政赤字を拡大するだけで、デフレ克服や将来不安を解消するための予算とは程遠いものとなりました。これは経験不足からくるというよりも、総理の信念のなさによるものだと思います。しかし、政府与党の悪口や批判のための批判をしていても政治の質を高めることはできません。今求められているのは、政治家や政党の信念と、それを支えていく骨太な政策です。

これまでも「政策で政治を変えたい」との思いで現場に根ざした政策立案に取り組んできました。野にあってこそ、学べることがたくさんあります。人との出会いを大切にしながら、現地現場の課題をしっかりと受け止め、前向きな政策競争の一助になるような情報発信をしていきます。そのためにも、政治経済の評論や政策研究活動に積極的に取り組んでまいります。今月9日に発売の月刊VOICE2月号には、田原総一郎氏との対談が掲載されます。また春には官邸主導をテーマにした本を出版する予定です。

元旦の今日、空はさわやかに澄みわたっていました。この青空と同じように日本の明るい未来を切り拓いていくことができるよう全力で行動してまいりますので、今年もご指導ご鞭撻のほど心からお願い申し上げます。