成長型経済における中小企業金融の役割、特に地域金融機関が果たすべき役割について、金融調査会と中小企業・小規模事業者政策調査会合同会議を開催しました。
日本列島を、強く豊かにするため、金利のある世界になった中で、「金融の力」で挑戦する中小企業・小規模事業者を力強く後押ししていく必要があります。特に、地域金融機関においては、事業性評価に基づく顧客企業との深い理解・信頼関係を基盤に、効果的な金融・非金融の支援を通じて顧客企業の持続可能性を高めていくことが重要であり、地域金融力のより一層の発揮が求められています。
金融庁と中小企業庁は、よく連携し、着実に取り組みを進めるよう重ねて要望しました。特に、
・再生企業など業況が良くない事業者に対するメインバンクのモニタリング強化や、活性化協議会や保証協会、士業も含めた地域での支援体制の構築に向けて、地域ごとに、関係者で課題の因数分解と具体のアクションプランを含めた「地域別カルテ」の検討を進めること
・地域課題の解決と地域経済の活性化の実現に向けて、資金提供者・資金調達者それぞれが、地域経済へのインパクト等の観点も含めて、相手方との対話において踏まえるべき事項等を取りまとめたガイダンスの策定を進めること
・今後の成長局面で、金融機関においては、プロパー融資など積極的なリスクテイクを行うことが必要です。この点亭の下で、政策金融も活用しつつ、地域の中小企業・小規模事業者の挑戦を後押ししていくこと、を両庁に求めたところです。
地域金融力の担い手として期待される地域金融機関が、メインバンク機能の強化を含めて、その役割を十分に発揮できるための環境整備を進められるよう、働きかけていきます。



