会長を務める中小企業・小規模事業者政策調査会を開催しました。先週に続き、成長志向の中小企業政策や地域の好循環の実現に向けたヒアリングで、今日は「人材」をテーマに取り上げました。人口減少の中で、人手不足の大波が地方を襲っています。これを乗り越えていくためにも、中小企業が経営を支える専門人材を戦略的に活用することは大きなテーマです。

兵庫県プロフェッショナル人材戦略拠点の亀井芳郎氏、とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点の松井太郎氏は、支援機関や自治体と連携し、大企業人材の副業・兼業等による地域企業とのマッチング支援に取り組んでいます。

以前、私が地方創生を担当していたときに、プロフェッショナル人材の地方への還流事業をスタートさせました。今日までの取り組みの成果と課題、そして今後の展開についても率直なご意見をお伺いしました。

また、株式会社ＳＭＯ南小国の安部千尋氏は、企業を束ねて採用、育成、評価するなど、地域ぐるみでの人事機能の創出に取り組んでいます。

地域の中小企業を支える政策を強化するための提言につなげていきたいと考えています。