4月21日~22日、中小企業調査会の役員の議員数名と京都と神戸へ視察に行ってまいりました。
中小企業・小規模事業者政策調査会においては、「スーパーものづくり補助の導入」や「地方産業競争力協議会の設置」をはじめ、地方の産業活性化とその担い手となる中小企業・小規模事業者の活性化に向けた政策提言を行ってきました。その多くは、これまでに政府の施策として採用され、現在、その具体化が進められています。確かに、日本経済全体には、アベノミクスの成果によって、明るい兆しは随所に見られるようになりました。他方、人口減少が進み、消費増税の負の影響が直撃する中、これからの地域を支える産業の未来に何ら展望を見いだせない地域も少なくありません。地域経済の振興という観点からは、これまでの政府の政策対応は、まだまだ力不足であると言わざるを得ない状況です。
そこで、6月に予定されている日本再興戦略の改訂の前に、調査会として政府へ提言を行うべく、3月より鋭意ヒアリングを重ねています。その一環として、調査会幹部の議員数名で京都と神戸に赴いて、現場の声をお伺いしてまいりました。
視察先:京都商工会議所、京都府商工会連合会、京都信用金庫、福田金属箔粉工業株式会社、伏見大手筋商店街振興組合、大東寝具工業株式会社、兵庫県商工会連合会、神戸商工会議所