活動報告

M&A・グループ化を通じた中小企業の成長を支援【中小企業調査会】

先週に続き、党の中小企業・小規模事業者政策調査会では、成長志向の中小企業を支援する政策の実現に向けヒアリングを行いました。今週は、「M&A・グループ化を通じた中小企業の成長」というテーマでした。

近年、中小企業の成長モデルの中でも、戦略的なⅯ&Aを重ねることでシナジーを得て、競合他社に比して競争優位を獲得し、規模拡大を進める取り組みが注目されています。

そこで、ポテンシャルを持つ複数の中小企業を子会社化・グループ化し、優良な経営資源を提供することでグループ全体の成長を目指しているお二人よりお話を伺いました。

お一人目は、自動車部品やハイテク部品等のものづくり企業を生業とし、金融面などに強みを持ったプロ経営者を複数派遣することで継続的な成長を実現しているセレンディップ・ホールディングス株式会社代表取締役会長の髙村徳康様、
お二人目は、各社の個性を維持しつつ、母体である株式会社由紀精密が培ってきた技術力を活かして製造工程改革などによる経営改善を行っている由紀ホールディングス株式会社代表取締役社長の大坪正人様です。

具体的な事例や課題、政策立案にあたってのご提案など伺い、議論を重ねることができました。今後、こうしたⅯ&Aにより成長を実現し、規模拡大を進める企業をより一層増やしていくべく、政策の強化につなげていきます。