活動報告

「再生支援の総合的対策」へ論点整理【中小企業調査会】

自民党中小企業・小規模企業政策調査会では、特に中小企業金融の分野について、大野敬太郎小委員長の下に「金融小委員会」を立ち上げ、これまで議論を重ねてきました。

2月29日に会議を開催し、能登半島地震の被災地域に対する追加の金融支援策を打ち出すとともに、年度末に政府が取りまとめる「再生支援の総合的対策」にしっかりと意見を反映させるべく、議論の中間的な整理を行いました。

この「再生支援の総合的対策」は、昨年10月、本調査会にて提言した「キャッシュフロー改善型経営改革・再生支援促進プログラム(仮称)」の策定の要望を踏まえてのものであり、中小企業の財務をPL・BS両面から改革していくものです。改革を進めていくにあたっては、民間ゼロゼロ融資が増える中で事実上のメインバンクである信用保証協会や、再生支援の最後の駆け込み寺である中小企業活性化協議会の果たす役割が重要です。中小企業金融のあるべき姿について出席議員と意見交換し論点を整理しました。