活動報告

【能登視察】なりわい再建支援へ

自民党中小企業調査会では、能登へ視察しました。

まず、「能登の奇跡」として国内外から注目されている七尾市の恵寿総合病院へ伺いました。民間病院でありながら、公立の災害拠点病院以上の役割を果たしてこられた恵寿総合病院の神野理事長はじめスタッフの皆さんと懇談することができました。医療を止めないとの決意と先進的取り組みにあらためて感銘しました。地域医療・病院の強靭化だけでなく、危機管理や中小企業政策からも学ぶべき点が沢山あり、今回の懇談を今後に活かしていきたいと思います。

和倉温泉多田屋の健太郎社長、そして輪島の坂口市長とお会いし、輪島塗り仮設工房を視察、商工会議所の久岡会頭に甚大な被害のあった朝市をご案内頂きました。昨年末に能登を訪れていただけに、数日後の震災の爪痕に胸が締め付けられました。更に、液状化のひどい内灘町西荒屋地区では川口町長、上出副町長から説明を頂きました。皆さんの声を復興対策に反映すべく、地元選出の同士と連携してしっかり取り組んでいきます。


能登視察の2日目は、馳石川県知事と懇談しました。
私たちの調査会・部会の担当はなりわい再建です。二重債務問題に対応して復興支援ファンドを立ち上げ、ワンストップ相談窓口を開設すると共に、再建まで長期間を要する個人事業主の皆さんに対し、既存の経営改善サポート保証の運用を見直して金融支援を行っていきます。馳知事ともしっかりタッグを組んでいきます。

北國新聞(4/17)一面「月々の返済額、柔軟に設定 中小企業庁、被災事業者に」に報じられました。

再建までに長期間を要する個人事業主に対し、債務負担の軽減や資金確保の支援につなげるため、保証制度の柔軟な運用もはかっていきます。