活動報告

難病治療に挑戦する新たな拠点VMaCS

世界標準を実装する、日本唯一のヘルスケアスタートアップエコシステムの構築へチャレンジする大阪の再生医療拠点VMaCS開所式で、澤芳樹理事長らと共にテープカットを行いました。

澤先生と初めてお会いしたのは、四半世紀前、私が通商産業政務次官、澤先生が大阪大学で講師をされている頃でした。「再生医療」という言葉もない頃でしたが、先生の研究の将来性、先見性に非常に感銘を受けたことを今でもはっきりと覚えています。

これまで26年間、世界初の iPS 細胞由来の再生医療製品の承認を取得されるまで、言葉では言い表せないほどの多大なご苦難を乗り越えてこられました。難病を患う方々の光となるべく数々のハードルを乗り越えてこられたすべての方々に、心より敬意を表します。

政府としても、こうした動きと連動して、再生医療製品を成長戦略の中核に位置付け、その産業振興を推進しようとしています。

高市政権の成長戦略の中核は、17の戦略分野、そして、その中の有望な61の製品・技術への、官民が連携した集中的な投資の拡大です。

17の戦略分野の中にバイオ分野や先端医療分野を位置付けるとともに、有望な製品・技術の中に「再生医療製品」も明記しています。今後、これらの分野における官民連携のあり方について、より検討が進んでいく予定です。

自民党金融調査会長として、金融面から、高市政権の成長戦略を推進しています。調査会では、先月、政府に対する提言を取りまとめ、先端分野への投資について、政府、公的金融機関、民間金融機関が議論を深める官民戦略投資連携フォーラムの設置を求めました。

先端技術をビジネス化する「死の谷」、そして、産業化に向けた激しい競争である「ダーウィンの海」、これらを越えていくために、官民が連携したブレンデッドファイナンスを促進していきます。

新しいイノベーションを社会実装していくためには、こうした形でエコシステムをつくり、皆の衆知を集めて、同じ目標に向かっていくことが重要です。

中之島クロス、そして、再生医療製品を実用化していくVMaCS (ビーマックス)は、政府の動きとも連携して、まさしく、こうしたエコシステムづくりに取り組んでいただいています。

引き続き、力を合わせて、再生医療産業の創出に向けて協力・連携していきます。