活動報告

【自民党総裁選】石破茂候補の推薦人となりました

安倍総裁の辞任表明を受け、新しい自民党総裁を選ぶ選挙が本日告示され、3名の候補者が立候補の届け出を行いました。3人とも、一緒に仕事をさせていただいたことがありますが、皆、見識の高い政治家です。

今回、私は、石破茂候補の推薦人となりました。

理由は、大きく3つあります。

一つは、石破茂代議士は、だれよりも国民の声に愚直に耳を傾け、その痛みや苦しみに寄り添ってきた政治家だからです。石破さんは、集会の大小、主催者に関係なく、日程を都合して全国どこにでも出かけてきました。現場の声を政策に変えることができるのは、真摯に国民の声を聞き続けてきた石破さんだと思います。

二つ目の理由は、石破さんの胆力が、国難の今こそ必要だと考えるからです。石破さんが幹事長だったとき、私は党国際局長として、幹事長の外遊や海外要人との面談にすべて同行しました。米国で当時、副大統領だったバイデン氏にホワイトハウスで面談した際、日米関係や対中国についてなど、我が国の国益を代表して、しっかり言うべきことは言う外交力もある政治家だと感じています。

三つ目は、変革する力です。憲政史上最長となった安倍政権では、アベノミクスの実行、地球儀を俯瞰する外交の展開、安全保障政策の強化など、多くの政策が前へ進みました。しかし、成長戦略は十分でなく、潜在成長力を引き上げることはできませんでした。本来の成長戦略は、新しい市場を開拓し、新産業を創出し、イノベーションを推進する、そして投資を加速させて、成長力を強化することです。そのために障害となる規制、制度、省庁の縦割りを排除していかなければなりません。その突破力が石破さんにはあると思います。

世界は今、グレートリセットを合言葉に、感染症を克服して新たな社会、経済構造をつくる動きが始まっています。このままでは、来年の日本の成長力は、主要国で最低のレベルにとどまり、デフレに後戻りすることさえ懸念されています。コロナ禍で明らかになったのは、コロナ以前から存在する日本の構造問題です。

今日から始まる総裁選を通じ、3候補者による政策競争が展開されます。石破さんには、構造改革を一気にすすめる骨太な議論を期待しています。