活動報告

ものづくり補助金を活用して挑戦する中小企業の展示会を視察しました

12月7日から9日にかけて東京ビッグサイトで開催された「ものづくり補助事業展示商談会『中小企業 新ものづくり・新サービス展』を視察しました。

この展示会は国のものづくり補助金を活用し、そして事業化に成功した中小企業小規模事業者の方々の展示会です。

ものづくり補助金というのは、リーマンショックの時に創設されました。そのとき、私は自民党中小企業調査会の会長でした。需要が消失する中、中小企業・小規模事業者の方々が雇用調整助成金で雇用を維持するだけでなく、こうしたときだからこそ、新しい技術を磨き
商品を開発して、次にチャレンジしてきたい。強い危機感と問題意識を持って、私にいろいろな話しをされました。

そうした声を受け止めて、ものづくり補助金制度を大きな規模で実現しました。

ものづくり補助金は、79,000社の中小企業・小規模事業者が利用しています。その中から650社が展示会に参加し、大変活気ある中での商談が行われていました。ものづくり補助金は、補助金総額の1.5倍の政策効果が出ているともいわれています。

それぞれに工夫を凝らして、新しい事業に挑戦し、商品を開発して、そして売り上げを伸ばしていこう。情熱にあふれるお話しに接することができました。

ものづくり補助金を実現してよかったと痛切に感じました。

コロナ禍で大変厳しい経営環境ですが、日本の中小企業・小規模事業者の底力を発揮して、なんとしても、この困難を乗り越えて、そしてコロナ後の日本の姿を中小企業・小規模事業者の方々に描いていっていただきたいと思います。

勇気の出る展示会、商談会でした。