活動報告

中小企業の挑戦を応援<新ものづくり・新サービス展視察>

12月8日から10日まで東京ビッグサイトで開催されている「中小企業 新ものづくり・新サービス展」「新価値創造展」を視察しました。

「新ものづくり・新サービス展」は、国の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」を活用して、事業化を達成した全国の中小企業の展示商談会として開催されたものです。

ものづくり補助金は、平成24年度にスタートして以来、延べ8万8000の中小企業や小規模事業者の方に活用されています。リーマンショック当時、私は自民党中小企業調査会長を務めていました。需要が蒸発する中で、ものづくり企業の方々のお声を伺いながら政府と共に制度設計に取り組み、予算化したのが「ものづくり補助金」です。

今年の展示会では、宇宙航空用機器の有限会社ワイエスデザイン(稲城市)など最先端技術開発に力を入れている企業や、環境に優しい梱包材や体力発電などSDGsを意識した取組も多く、大変興味深くお話しを伺いました。

また「新価値創造展」では、電気通信大学の大学発ベンチャーである株式会社ワイヤレスコミュニケーション研究所(調布市)の介護医療施設向けのヘルスケアシステムをはじめ、IoTや次世代軽金属など新たな技術開発推進を行なっている中小企業の方々からも現場のご苦労など伺うことができました。

新製品、サービス、技術など、全国の中小企業が挑戦を繰り返し、工夫を凝らしたさまざまな成果が集積しており、日本の底力を感じた展示会となりました。