活動報告

野沢温泉村の挑戦を視察

移住促進とコミュニティー再生に取り組む野沢温泉企画の河野健児代表から村の現状と課題、ゼブラ企業としての挑戦についてお話を伺い、村内をご案内頂きました。河野代表はワールドカップでも活躍したプロスキーヤーで、三鷹市北野でも生活したご経験があります。また野沢温泉村は、東京都稲城市の友好都市であり、稲城の子どもたちが野沢でぶなを植林し、百年の森づくりに貢献しています。私の地元とのご縁を感じました。

野沢温泉村では、日本を代表するスキーヤーでありオリンピック日本代表のコーチもつとめた上野雄大村長にお会いし、地方創生や地域経済について懇談させて頂きました。インバウンドをいかにコントロールして地域経済の活性化につなげるかが大きな課題になっています。また、人材育成や教育についても力を入れており、幼保小中一貫教育を行う野沢温泉学園では年間30時間のスキー科の教育課程があるそうです。コミュニティスクールを応援する立場からも、とても参考になりました。

ゼブラ企業のリーダー的存在であるNew Localの石田遼さんにも大変お世話になりました。野沢温泉企画の八尾良太郎さん、DMO の機能を担う野沢温泉マウンテンリゾート観光局の佐藤俊介さんとも議論させて頂きました。現場でないとわからないことも多く、今回の視察をゼブラ企業育成支援や地方創生の取り組みに活かしていきたいと思います。

野沢温泉のスピリットを感じる野沢温泉蒸留所も訪問しました。移住してきたオーストラリア出身のフィリップ・リチャーズ社長が、廃業した缶詰工場をリノベーションし、野沢温泉の水の魅力を日本人とは違う視点でジンを商品化した醸造所です。自然の恵みをぎゅっと詰め込んだクラフトジンは最高です。