活動報告

日米パートナーシップ強化へ、米国商工会議所の方々と意見交換

本日、アメリカ商工会議所の方々とこれからの日本経済、社会保障、サステナビリティに関して議論しました。近年、中国が凄まじいスピードで経済発展を遂げる中、日米のパートナーシップを強化する重要性を再確認しました。

データが21世紀の石油と呼ばれる今、サイバーセキュリティや個人のプライバシー保護をどう促進していくかは大きな課題です。中国IT企業が発展を遂げる今だからこそ経済安全保障という観点、またデータとプライバシーが基本的人権という考え方を持ち、安心安全のクラウド構築、そして企業からのプライバシー保護を目指していくべきという見解で一致しました。

新型コロナ禍において日本の病床逼迫の課題についても議論を重ねました。先進国の中でも圧倒的な病床数を誇る日本が医療崩壊から苦しんでいるという状況から、日米間の技術、そして企業間の協力を通してデータをしっかりと活用することで病床逼迫の改善していくべきだという認識を共有しました。また、長寿の国日本だからこそ日本国民の健康を促進するためにデータを活用すべきという提案をいただきました。

ならびに、サステナビリティが世界的な課題である今、日本における再生可能エネルギーの状況について問題提起をいただきました。再生可能エネルギー、サステナビリティを促進したい企業が多数存在するにもかかわらず、現在の日本の制度では取り組みにくい状態であります。政権として、再生可能エネルギーに投資しやすい制度作りを目指してまいります。そして日本らしく日米間においてグリーンで協力できる部分について考えてまいります。

日米共通の課題を見出し、共に解決する。そして自由と民主主義を元に日米間の様々なチャネルで話し合うことで世界の秩序を守り、公平、健全な競争を促進し格差を是正する社会づくりを行なってまいります。