活動報告

地域で奮闘される医療関係者、事業者からの声に応える

新型コロナウイルス感染症への対応につき、多くの方から、ご批判、励まし、ご意見等を頂戴しています。お一人お一人に返信ができないことをお許しください。現場の切実な声を届けていただいており、感謝いたします。

本日のご批判の大半は、布マスク2枚配布の件です。マスクは必要ですが、私も昨夜ニュースで知り、唐突さを感じました。感染抑止対策の全体像の中で、なぜ布マスクの配布が必要なのか、政府はしっかり説明しないと国民の理解は得られません。感染爆発の瀬戸際の中で、危機管理の基本的な枠組みを示すことが今一番求められています。国民の皆様方の声を政府にしっかり伝えることも与党の議員の大きな役目です。今日は政府関係者も出席する党の会議で議員から厳しく指摘をしたところです。

昨日から東京都では、区市町村別に感染者数の公表を始めました。これまで、都は自治体に対し情報開示を控えるよう求めており、いかがなものかと指摘していました。感染拡大やデマを防ぐためにも、正しい情報発信が求められます。

東京都では、4月2日、新たな感染者が97名確認されました。私の地元にもいらっしゃいます。感染が拡大する中で、たとえば稲城市では、市役所と市立病院、医師会の連絡協議会が本日立ち上がりました。行政、病院、開業医の先生方の連携を強化し、地域医療の対応力を上げていくためにも、現場で懸命にご苦労されている先生方から伺っているいくつかの課題があります。具体的には、検査体制の強化や医療機器や資材の確保、無症状・軽症の感染者の対応の在り方などです。指摘いただいた問題を解決すべく取り組んでいます。

また、経済対策では、3月31日付で全体像と短期・中期の私自身の考え方を投稿したところですが、まずは影響を受けている方々に迅速に政策が届くことが重要です。たとえば、小規模事業者や個人事業主の方々にとって、売り上げが落ちても従業員の支払いは待ったなし。手元資金の確保は何より必要です。そこで、電気・ガス・水道などの公共料金や税金、社会保険料の支払い猶予、さらには、家賃にも充当できるよう給付金を創設して対応できるよう関係者と詰めの作業をしています。

皆様方の声を政策に変え、今後の対策に反映してまいります。