10年前、地方創生に取り組んだときから、社会課題解決をビジネスの核とし、事業性を磨きながら地域で取り組む方々を応援してきました。
昨年度は、中小企業政策の枠組みに、こうした社会性と経済性を両立する企業を「ローカル・ゼブラ」と位置づけ、全国20か所を選定して「ローカル・ゼブラ企業の創出・育成に向けたエコシステム構築実証事業」を行いました。今年度実施する新しい事業について、中小企業庁と議論をしています。
また今年も、党の中小企業・小規模事業者政策調査会では、ローカル・ゼブラ企業の方々から、直接お話を伺っています。「株式会社NEW LOCAL」石田代表、「株式会社LiveEQuality」の岡本社長からは、必ずしも補助金等に頼らず民間の資金や人財で社会課題解決事業に取り組む事例を聞きました。「株式会社Zebras and Company」の田淵代表からは、ファイナンスの観点からゼブラ企業の現状と課題についてお話を頂きました。ゼブラ企業の代表格である「株式会社ウエダ本社」岡村社長、「ローカルIPO」を実現した「株式会社Umari」古田代表からはファイナンスの在り方や政策提言もいただきました。ウエダ本社にはお伺いし、さらに突っ込んだ意見交換をすることもできました。
現場でチャレンジする方々の声を政策立案につなげていきたいと考えています。