平成14年9月に金融再生を実現すべく、竹中大臣とともに金融行政を担い、バブル崩壊以降わが国経済の大きな問題となっていた不良債権問題を抜本的に解決するため、「金融再生プログラム」を策定しました。
主要行の不良債権比率は、平成17年3月末には2.9%に低下しで示した「平成16年度には、主要行の不良債権比率を14年3月期8.4%の半分程度に低下させ、不良債権問題の正常化を図る」という目標を達成できました。
平成14年から3年間にわたり、金融担当副大臣、大臣として、プログラムを強力に推進してまいりました。関係者の血の滲むような努力によって、構造改革の最も中心的な課題であった主要行の不良債権問題の正常化を果たすことができました。
平成17年5月、日本を長く苦しめてきた不良債権問題の終結を世界に宣言し、大きく取り上げられました。