活動報告

年金記録問題への処方箋

 11日、年金記録5095万件と基礎年金番号のついた1億3000万件との照合作業の進捗が公表された。 これまでu-Japan特命委員会幹事長として「社会保険オンラインシステム」の問題点を指摘し、幹事長補佐(中川秀直幹事長 […]

「上げ潮派」モノ申す

「2011年度に国と地方の基礎的財政収(プライマリーバランス、以下PB)の黒字化」――将来世代のための約束は小泉政権以降掲げ続けている政権公約である。本日の日経新聞は公約達成のためには「名目成長が2.2%に低下すれば最大 […]

財政改革研究会 再開

10日再開された財政改革研究会(与謝野馨会長)は、歳入改革を重視した議論をするという。社会保障費は、目先、基礎年金の国庫負担の引き上げや医療費の増大が予想されるため、歳入改革は避けてはとおれない。 ただし、歳入改革を議論 […]

第二次安倍政権の発足にあたり

27日、党役員人事及び第二次安倍内閣の閣僚人事が発表されました。 参院選の惨敗、そして衆参ねじれが常態化する大変な時期、これまで以上に国民の視点に立った政権運営が求められています。 特に内政については、 (1)現実感のあ […]

二次安倍政権の発足にあたり

27日、党役員人事及び第二次安倍内閣の閣僚人事が発表されました。 参院選の惨敗、そして衆参ねじれが常態化する大変な時期、これまで以上に国民の視点に立った政権運営が求められています。 特に内政については、 (1)現実感のあ […]

参院選を終えて

29日に投開票された参議院選挙は、政府与党にとって、大変厳しい結果となりました。 参議院で民主党の第一党になることによって二大政党制が現実のものになってきました。それぞれの政党が今まで以上に国民のための政策を競い合うこと […]

公務員制度改革の要諦

公務員制度改革の議論が山場を迎えている。安倍総理は「押しつけ的なあっせんを根絶」し、「機能する新・人材バンクへ一元化」するよう指示している。これを、早急に具体化する作業を詰めていかなければならない。 しかしながら、公務員 […]

戦略的互恵関係の具体化に向けて

16日、中川秀直幹事長は、胡錦濤・中国国家主席と会談した。これは、昨年来重ねてきた日中与党交流の一環である。これまで毎回、日中与党交流に参加をしてきたが、現在、常任委員長の職にあるため、国会開会中の渡航が(週末であっても […]

地方財政健全化法について

9日、政府は、地方自治体の財政再建を早期に促す「地方財政健全化法案」を閣議決定した。総務省は、2008年度にすべての地方自治体に4種類の財政指標の公表を求め、そのうちいずれかの指標が基準を超えて悪化した場合、財政健全化計 […]

改革の配当が家計にも

「経済教室」に掲載された竹中さんの論文に対するコメント第2弾の前に、17日の「配当所得、家計を潤す」という日本経済新聞の記事に対して、若干私の意見を述べてみたい。 「配当所得、家計を潤す 05年度51%増、賃金伸び悩み補 […]

増税なき財政再建を貫け

1月5日の日本経済新聞の「経済教室」に、竹中平蔵慶応義塾大学教授が「『改革の配当』テコに飛躍」と題する論文を寄稿した。昨年9月に大臣を退任された後、久しぶりの論文であったが、竹中節は健在で、気が引き締まる思いがした。 そ […]

年頭所感

活力と誇りある国づくりに向けて 昨年は、今後の日本の成長力と財政再建の道筋を決める重要な方針の策定に中心的に携わりました。そして、増税でもバラマキ路線でもない、歳出削減と成長戦略を一体的に取り組む経済財政一体改革へ道筋を […]

07年度予算案が、決まりました。

財政再建への責任ある第一歩になったと思います。無駄を徹底して省いた歳出削減と成長の果実である税収増により、新規国債発行を過去最大の4兆5000億円減額すると同時に、交付税特別会計の健全化も進め、実質6兆3000億円の財政 […]

社会保険庁改革

社会保険庁は、これまで、加入者情報の漏洩、巨額の随意契約に絡む汚職、監修料問題、年金の支給ミス、国民年金保険料の不正免除などが全国で38万件以上も発覚しました。ところが、各地の社会保険事務所は事実を隠蔽し、1700人もの […]