1月31日夕刊各紙に実質賃金が2年ぶりに減少したとの記事が載った。東京新聞はこれを「景気回復家計に波及せず」との見出しで報じ、「物価上昇分を差し引いた06年平均の実質賃金は前年比0.6%減となり、2年ぶりに減少した。物価 […]
1月31日夕刊各紙に実質賃金が2年ぶりに減少したとの記事が載った。東京新聞はこれを「景気回復家計に波及せず」との見出しで報じ、「物価上昇分を差し引いた06年平均の実質賃金は前年比0.6%減となり、2年ぶりに減少した。物価 […]
1回、間を置くことになったが、引き続き、1月5日の日経新聞「経済教室」に掲載された竹中平蔵慶應義塾大学教授の論文に対し、コメントをしてみたい。竹中さんは、改革を進めるにあたって3つのポイント「戦略的なアジェンダ(課題)設 […]
「経済教室」に掲載された竹中さんの論文に対するコメント第2弾の前に、17日の「配当所得、家計を潤す」という日本経済新聞の記事に対して、若干私の意見を述べてみたい。 「配当所得、家計を潤す 05年度51%増、賃金伸び悩み補 […]
1月5日の日本経済新聞の「経済教室」に、竹中平蔵慶応義塾大学教授が「『改革の配当』テコに飛躍」と題する論文を寄稿した。昨年9月に大臣を退任された後、久しぶりの論文であったが、竹中節は健在で、気が引き締まる思いがした。 そ […]
活力と誇りある国づくりに向けて 昨年は、今後の日本の成長力と財政再建の道筋を決める重要な方針の策定に中心的に携わりました。そして、増税でもバラマキ路線でもない、歳出削減と成長戦略を一体的に取り組む経済財政一体改革へ道筋を […]
財政再建への責任ある第一歩になったと思います。無駄を徹底して省いた歳出削減と成長の果実である税収増により、新規国債発行を過去最大の4兆5000億円減額すると同時に、交付税特別会計の健全化も進め、実質6兆3000億円の財政 […]
社会保険庁は、これまで、加入者情報の漏洩、巨額の随意契約に絡む汚職、監修料問題、年金の支給ミス、国民年金保険料の不正免除などが全国で38万件以上も発覚しました。ところが、各地の社会保険事務所は事実を隠蔽し、1700人もの […]
安倍政権の発足とともに、衆議院の財務金融委員長に就任しました。 日本の議会運営は委員会中心主義といわれ、衆参両院に17の常任委員会が設置されています。議会に提出された法案は委員会に付託され、そこで実質的な審議を行った上で […]
自民党対外経済協力特別委員会委員長として、2006年4月28日より5月3日まで、カンボジア、ラオス両国を訪問し、ODAの現場を視察してまいりました。 カンボジアでは、無償資金協力のプン・プレック浄水場や医療技術学校、技術 […]
4月5日、事務局長を務めている財政改革研究会(会長:中川秀直政調会長)で、財政再建に向けた中間整理をまとめました。 経済と財政の一体改革を進めるためには、国民の皆様からの信頼が不可欠です。小さくて効率的な政府を構築しつつ […]
6日、中川秀直政調会長とともに、事務局長を務めている財政改革研究会の政府資産圧縮プロジェクトチームのメンバーで、都心一等地の公務員宿舎等を視察しました。 右上の写真は「南青山住宅」です。高級ブティックが立ち並ぶ地区で、隣 […]
2月19日から23日まで、「日中与党交流協議会」の初会合に出席するため、中国側の招きにより、中川秀直政調会長、公明党の井上義久政調会長等と訪中いたしました。 協議会の基調講演で、中川政調会長は日中関係について、アジア史上 […]
新年明けましておめでとうございます。 昨年も大変お世話になりありがとうございました。 皆様の温かいご支援のおかげで、日本経済再生の足かせとなっていた不良債権問題を正常化させるなど、金融担当大臣として責務を果たすことができ […]
政府から党にもどり、政務調査会 会長補佐となりました。 中川秀直政調会長から直接要請を受け、政策全般について政調会長を補佐することになりました。今まで政府の側から構造改革に取り組んできた経験を生かし、これからは、党の側か […]
10月31日、内閣改造により、金融担当大臣を退任しました。 2002年9月に金融担当副大臣となり、その後経済財政政策担当副大臣を兼務、昨年9月からは竹中大臣の後を任され、3年間にわたり金融行政に携わってきました。 副大就 […]
この度の第44回衆議院総選挙では、15万404票もの大きなご支持を賜り、小選挙区で5期目の任期をいただくことができました。 大変力強いご支援に、心より感謝と御礼を申し上げます。 9月21日には、解散総選挙後の特別国会が […]
○ 330兆円もの国民資産の行方は 約330兆円にのぼる郵貯や簡保の資金は、財政赤字の補填や非効率な政府部門の事業資金に充てられていました。民営化により、こうした公的金融の流れを改革し、郵貯銀行と郵便保険会社が運用能力を […]
本日、衆議院が解散されました。 改革の本丸である郵政民営化法案が、参議院で否決されたことは誠に残念なことです。 郵政民営化は、他の構造改革とともに、今やらなければならない改革であり、民間中心の効率的で活力ある国づくりに不 […]
東京都議選が7月3日、投開票されました。9日間の熱い選挙戦、まさに首都決戦が繰り広げられました。私も、地元の3人の候補をはじめ数々の候補者の応援に回り、共に戦って参りました。政治は一人では変えられません。国から地方へ手を […]
平成14年9月に金融再生を実現すべく、竹中大臣とともに金融行政を担い、バブル崩壊以降わが国経済の大きな問題となっていた不良債権問題を抜本的に解決するため、「金融再生プログラム」を策定しました。 主要行の不良債権比率は、平 […]
過日、主要行の平成16年度決算が発表され、不良債権比率は2.9%となりました。これにより「金融再生プログラム」で示した「平成16年度には、主要行の不良債権比率を14年3月期8.4%の半分程度に低下させ、不良債権問題の正常 […]
政府広報誌「cabiネット」2005年2月1日号 活力ある金融システムへ 構造改革の中でも難関といわれ続けてきた不良債権問題。 しかし、主要銀行の不良債権比率が回復するなど、 日本の金融事情は緊急対応の時期から脱却しつつ […]
金融機関のあり方「顧客ニーズで〝新陳代謝〟を」 伊藤金融担当相に今後の政策方針を聞く 活力ある金融システム 「民の力」 で実現 伊藤達也・金融担当相は18日、金融経済新聞とのインタビューに応じ、今後の地域金融機関のあり方 […]
「週刊金融財政事情」2005.1.31号 特集金融改革プログラム 伊藤達也金融担当大臣に聞く 金融再生に向け改革の手綱は緩めない 金融行政は市場規律を補完し“審判”に徹する 金融改革プログラムの発表は、金融行政の軸足が「 […]
新年あけましておめでとうございます。 金融行政に携わって2年、昨年9月に金融担当大臣に就任し、今日まで全力で金融改革に取り組んでまいりました。今年もさらに改革を進めていく所存でございますので、何卒よろしくご指導のほどお願 […]